2019年 4月 の投稿一覧

産経新聞が独断で選んだ「平成のベストイレブン」!


平成の時代に、劇的に進化を遂げたスポーツの一つがサッカーだろう。昭和の時代はアマチュアの域を出ず、ワールドカップ(W杯)出場は夢のまた、夢だった。平成に入るやプロリーグが誕生。W杯出場は6大会連続で今や常連国になった。この30年を振り返り、本紙運動部有志が独断で「平成のベストイレブン」を選んだ。システムは4-4-2を採用する。
【FW】
まずは、FWから。平成の初期(Jリーグ発足当初)に日本代表を牽引(けんいん)した三浦知良(かずよし)は外せない。日本代表歴代2位の55ゴール。全盛期にW杯に出場させてあげたかった。
三浦がウイングタイプだけに、もう1人はポストプレーができる選手が欲しい。ならば、昨年のW杯ロシア大会で「半端ない」活躍を見せた大迫勇也か。ポストプレーだけでなく、足下の技術も高く、計算できる。
もっとも、日本代表で50ゴールの岡崎慎司も捨てがたい。DFラインの裏を抜ける動きが絶妙で全盛期の得点力は大きかった。イングランド・プレミアリーグ、レスターの優勝にも大きく貢献した。
三浦とコンビを組んだ「アジアの大砲」高木琢也は空中戦に強く、ポストプレーでは抜群。スピードに加え、決定力もあった高原直泰、日本人W杯初ゴールの「ゴンゴール」中山雅史らも候補に。悩んだあげく、三浦と岡崎を選出した。
【MF】
トップ下は本田圭佑を選びたい。視野が広く、存在感は群を抜いている。対抗にはラモス瑠偉がいる。平成の初めごろは、絶妙なスルーパスを次々に決め日本代表の躍進につなげた。香川真司は能力は高いが、ここ一番では弱い印象で、やや物足りなさが残る。トップ下に本田ならば、右サイドには、中村俊輔を入れてもいいかもしれない。テクニックとともに、自在のフリーキックは大きな武器だ。
守備的MFは中田英寿か。1998年、2002年W杯では日本代表の中心的役割を果たした。球際に強く、守備に攻撃にフル回転できる。遠藤保仁は日本代表の国際Aマッチ歴代最多の152試合に出場。中盤の後方から長短のパスを繰り出し、決定的なチャンスをつくり出す。名波浩、小野伸二、長谷部誠らも候補に入るだろう。
結局、トップ下が本田、右サイドに中村、中田、遠藤のダブルボランチにした。
【DF】
左サイドバックは長年、日本代表の中で人材難とされてきた。豊富な運動量に加えて、スピードのある長友佑都(ゆうと)は傑出した存在だ。右サイドバックは酒井宏樹、内田篤人、名良橋寛、堀池巧らは攻守に安定感があった。184センチの長身で守備力のある酒井か、スピードと攻撃センスのある内田か選択は難しい。より攻撃に参加が期待できるという点で内田を選んだ。
センターバックは中沢佑二、井原正巳、松田直樹、秋田豊、吉田麻也らの争い。一長一短があるが、当たり負けせずに、シュート力もある中沢と井原を推したい。
【GK】
活躍の記憶では、1996年アトランタ五輪でブラジルを破った“マイアミの奇跡”をスーパーセーブ連発で演出した川口能活(よしかつ)か。GKとしては歴代1位の116試合に出場した。W杯日韓大会、ドイツ大会では正GKの位置を奪った楢崎正剛(せいごう)は目の覚めるスーパーセーブこそ少ないが、安定度という点では川口よりも上だったかもしれない。W杯3大会で活躍した川島永嗣(えいじ)は好セーブとともに凡ミスが多い点が気になる。
この30年で、海外でプレーする日本選手も飛躍的に増えた。この先、どんな展開が待っているのか。新たに迎える「令和」時代も、サッカーは人々の胸に響くドラマを見せてくれるはずだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190429-00000537-san-socc

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堂安律、10年10億円!日本選手史上最高クラス超大型契約!


サッカー日本代表MF堂安律(20=フローニンゲン)がプーマ社とスパイクなど用具提供契約を結ぶことが29日までに分かった。これまではナイキ社のスパイクを履いていたものの、新たな契約内容は年間1億円以上の10年契約になる見込み。20年東京五輪、そして22年W杯カタール大会へ向けた期待の大きさを示すかのような大型契約だ。
プーマは先日、同じく日本代表のMF遠藤航(シントトロイデン)とのサプライ契約を結んだばかり。20歳の選手としては日本サッカー史上最高クラスの待遇だ。ミズノ社と契約している元日本代表MF本田圭佑(メルボルンV)ですら大台を突破したのは、10年南アフリカW杯でブレークした24歳の時が初めて。日本サッカー界全体でも、1億円を超える選手は数少ない。
堂安は18年9月11日の親善試合コスタリカ戦でA代表デビュー。1月のアジア杯では、同大会の日本代表史上最年少得点を決めるなど6試合で2得点を決めた。瞬く間に主力に定着し、準優勝に貢献。フローニンゲンでは今季リーグ27試合4得点を挙げ、今夏のステップアップも視野に入れている。
1日からは元号が平成から令和に変わる。今回の契約内容は、新たな時代を迎える日本サッカー界のけん引役としてふさわしい。
《Cロナは生涯契約》年間1億円を超える用具メーカーとの契約は本田やアディダスの香川ら、日本代表の顔クラスに限られる。海外ではC・ロナウド(ユベントス)が16年にナイキ社と総額約1117億円で生涯契約、リオネル・メッシ(バルセロナ)は17年にアディダスと年間約30億円で、キャリア終了までの契約を結んでいる。また、NBAレイカーズのレブロン・ジェームズは15年にナイキ社と総額約1117億円で生涯契約を結んだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190430-00000002-spnannex-socc

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ミラン・ガットゥーゾ監督が解任間近!?幹部が緊急会議


伊メディア『スカイ・イタリア』はミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が解任間近であると報じている。
現地時間28日、ミランはセリエA第34節でトリノと対戦し0-2で敗れた。敗戦を受けてレオナルド氏やパオロ・マルディーニ氏などミラン幹部が緊急会議を開き今後について90分間に渡って話し合いを行った模様だ。
勝ち点56で7位のミランはチャンピオンズリーグ(CL)圏内の4位ローマとのと勝ち点差わずか「2」ではあるが、直近の5試合で1勝2分け2敗と苦しい戦いが続いている。なお、伊紙『コリエレ・デロ・スポルト』では、ガットゥーゾ監督が解任された際にはレオナルド氏の監督復帰の可能性を指摘している。
「チームはやるべき事はやったと思う。我々に足りなかったのは強さと楽しんでプレーする事だった」と試合を振り返っていたガットゥーゾ監督。クラブとは2021年まで契約を結んでいるが、残りリーグ戦4試合のタイミングで解任という憂き目にあってしまうのだろうか。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190430-00319601-footballc-socc

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【動画】ブンデス公式が長谷部誠の”失点回避プレー”ベスト5動画をアップ!

「ハセベは何度もチームを救ってきた」
ブンデスリーガは残り3試合。長谷部誠が所属するフランクフルトは、熾烈な4位争いを繰り広げている。
【MOVIE】長谷部のブンデスでの”失点回避”プレーベスト5&GK姿はこちら

第31節を終えて、チャンピオンズ・リーグ(CL)出場圏内の4位を維持しているが、5位のボルシアMG、6位のレバークーゼンとの勝点差は3ポイントと決して予断を許さない状況だ。
そんななか、ブンデスリーガ公式が長谷部に関するあるダイジェスト動画を編集して投稿した。これまでに長谷部がフランクフルトで披露した「ゴールラインぎりぎりのところで失点を防いだプレー」をまとめた動画だ。
いずれもゴール前でGKがかわされ、ゴールががら空きになり、万事休すか――といった場面で披露された”失点回避”プレーを、とくに優れたプレー「ベスト5」をランキング形式で紹介。いかに長谷部がチームの守備に貢献してきたのかが伝わってくる動画となっている。
冒頭では「長谷部は最終ラインの”砦”となるディフェンダーである。彼はこのチームのレスキュー・ミッションに成功し、何度もチームを救ってきた」とその功績を讃えている。
そして、絶体絶命のピンチに、長谷部は見事な読みでゴール前に滑り込み、ゴールに吸い込まれそうなシュートを、鋭い読みと身体を張ったプレーで防いでみせるのだ。
その姿には、当時実況と担当したアナウンサーたちも「ゴールじゃなかった! なんて読みだ、長谷部がそこに居た!」、「長谷部の素晴らしいライン前の守備」、「入るはずだったゴールは長谷部によって”ナシ”にされた!」と、興奮気味に称賛を送っている。
ちなみに、動画のラストにはオマケとして、ヴォルフルブルク時代に臨時でGKを務めた際の映像も収録されており、ファンを喜ばせている。
そしてこの動画には日本人ファン以外にも、現地ファンも多く称賛のコメントを寄せた。
「長谷部に心からのリスペクトを」
「彼はブンデスリーガにおける、僕のお気に入りの選手だ」
「プレーの読みが素晴らしい。ポジショニングもファンタスティックだ」
「もっと評価されるべきだ! それに、日本人で初めてブンデスでGKとしてプレーしたのは彼だ(笑)」
フランクフルトは5月5日にはブンデスリーガ第32節のレバークーゼン戦が控えている。
2日にはヨーロッパリーグ準決勝第1レグのチェルシー戦を挟むハードスケジュールのなか、4位以内を維持できるだろうか。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190430-00010004-sdigestw-socc

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平成31年間ニッカン1面登場ランク、サッカー部門のトップは・・・


中田英寿がサッカー部門1位/平成1面登場ランク
日刊スポーツが平成31年間で1万1000回以上に上る1面(東京最終版)の見出しを、徹底的に手作業で集計。サッカー部門では中田英寿氏(42)が152回で1位(総合8位)だった。
中田氏に、平成のサッカー部門1面回数NO・1だったことを伝えると、クスッと笑って言った。「まあ、そういういい時代があったってことですよ」。日本のW杯初出場に貢献した97年秋から、現役引退の06年夏まで中田氏は集中的に1面を飾った。イタリア、日本代表での取材時は、なかなか言葉を返してくれなかったが、当時のような堅いバリアーはなかった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190430-04300229-nksports-socc

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小野伸二がセルジオ越後についてコメント!「なんなんだ、この人は!」


「マジでめちゃくちゃ上手い。ビックリするぐらい凄い」
セルジオ越後氏――言わずと知れた日本サッカー界きってのご意見番である。

歯に衣着せぬ批評は、選手からすれば時に耳が痛いかもしれないが、その“辛口”は鋭く本質を突き、多くのファン・サポーターの耳目を集める。
そんなセルジオ氏は以前、「今まで見てきたなかで最高の日本人選手は?」と問われると、文字通りに“即答”で、ひとりのファンタジスタの名前を挙げた。
「オノだね」
この話を本人に伝えると、小野伸二は懐かしい思い出を紐解いた。
「セルジオさんやラモス(瑠偉)さんに言われると、やっぱり嬉しいですよね。
中学1年の時かな、セルジオさん、地元の沼津に来て、サッカー教室を開いてくれたんです。そのお手伝いに行ったことがあるんですよ」
小野はセルジオ氏が実際にプレーする姿を目の当たりにすると……。
「セルジオさんはおそらく覚えてはいらっしゃらないと思いますけど、僕、一緒にサッカーをやらせてもらったんです。もうね、マジでめちゃくちゃ上手かった。なんなんだ、この人はって(笑)」
現在は、誰もが認める“辛口評論家”だ。
「あの批評や辛口は、周りからいろいろと言われたりもしますが、僕からすれば、全然言ってください、受け止めます、という感じです。
セルジオさんが言うなら、納得できますよ。だって、半端ない技術ですから。批評や辛口だって、期待の裏返しでもあるはずですから」
セルジオ氏も、“あえて”厳し目のコメントを意識している部分もあるはず。
「そういうイメージになっていますよね。実際はすごく良い人なんですけどね。たぶん、プレーしているセルジオさんの姿を見たことがない人が多いんだと思います。
でも僕は知っているので。ホント、ビックリするぐらい凄いんですから(笑)」
現役時代はブラジルでプロとして活躍し、日本でもその卓越したテクニックで観衆をうならせ、引退後は全国各地でサッカー教室を開き、
日本サッカーの成長と発展に大きく貢献。そんなセルジオ氏を、小野は心の底からリスペクトしているのだ。
※本記事は、サッカーダイジェスト5月9日号(4月25日発売)掲載の記事から一部抜粋・加筆修正したもの。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190430-00057881-sdigestw-socc
4/30(火) 11:00配信

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武藤嘉紀、思わずため息・・・「『何でかな』という疑問もあります」


「非常に悔しいです」
ニューカッスル・ユナイテッドのFW武藤嘉紀は、思わずため息を漏らした。
4月27日に行なわれたブライトン対ニューカッスルのプレミアリーグ第36節で、武藤は6試合連続となるベンチスタートを命じられた。
前半33分、その日本代表FWに出番のチャンスがまわってきた。
開始14分の時点で、FWアジョセ・ペレスが負傷。痛みを抱えながらプレーしていたが、33分に交代となった。
武藤は14分からウォームアップを開始。
ペレスの代わりに投入されると思われたが、ラファエル・ベニテス監督が声をかけたのは、武藤とともにアップを始めていたMFケネディだった。
試合後、「前半にペレスが負傷してチャンスが早めにくるかと思ったが」と記者から質問されると、武藤は短くため息をつき、冒頭の言葉を漏らしたのだった。武藤は静かに語る。
「(ため息)もう……、今日はちょっとわかんないですね。やっぱり、あそこでファーストチョイスじゃなかったというのが非常に悔しいです。 『何でかな』という疑問もありますけど、やっぱり監督が決めることなので。とにかく、やっていくしかない」
対戦相手の17位ブライトンは、直近6試合で5敗1分と絶不調。しかも、この6試合はいずれも無得点で、降格の危機に瀕している。
今回のニューカッスル戦でも、前半は攻守両面でまったく噛み合わず、守備陣は寄せもマークも甘かった。 「プレミアリーグは結果がすべて」「結果を残さないと序列は変わらない」と常々口にしている武藤にとって、このタイミングで投入されれば、ネットを揺らす絶好のチャンスだった。
それだけに、失望は大きかったようだ。
「今までやったチームのなかで(ブライトンが)一番、力がないように思えました。だからこそ、みんな試合が終わった後は、すごくフラストレーションが溜まっていたというか。雰囲気も悪かった。 自分としては、アジョセ(・ペレス)がケガしたときに出られれば最高でしたけど(ため息)。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190430-00858690-sportiva-socc
4/30(火) 8:37配信
https://soccer.yahoo.co.jp/ws/player/detail/10011868
成績

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Jリーグ「歴代最強助っ人」!ピクシーにパク・チソンetc…


ヴェンゲルとの出会いが転機に
平成の世も残りわずかとなり、まもなく令和元年を迎える。平成30年間のスポーツ史のなかでも、平成4(1993)年のJリーグ発足は、とりわけエポックメーキングな出来事だった。
そのJリーグを彩ってきたのが、異国の地からはるばるやってきた数多くの外国人選手だ。彼らの存在がなければ、Jリーグ、ひいては日本サッカーの隆盛もなかっただろう。
そこで、過去26年間に在籍した外国籍選手の中から、厳選26クラブの「歴代最強助っ人」を選出した。最終回となる後編は、「オリジナル10」の名古屋、東京V、そして横浜フリューゲルスなど9チームのたちだ。
■名古屋グランパス
ドラガン・ストイコビッチ(MF)
●国籍または代表:元ユーゴスラビア代表
●在籍:93~01年
●通算成績:J1/184試合・57得点(名古屋)
最初の契約は半年だった。“ピクシー”ことストイコビッチにも、Jリーグを終の棲家にする気持ちはなかった。
転機となったのは、アーセン・ヴェンゲルの監督就任である。95年に再契約を結んだピクシーは、のちに世界的名声を得るフランス人指揮官の下で全盛時の輝きを取り戻す。カードを受けてばかりの荒んだプレーは消え、圧倒的な技術でピッチの支配者となっていくのだ。
95年は15得点を挙げて最優秀選手のトロフィーを手にし、ベストイレブンには通算で3回選ばれた。
名古屋の外国人選手として最多のリーグ戦184試合に出場、57のゴールをファンの記憶に刻み、01年に引退。9年後、現役時代には果たせなかったリーグ制覇を監督として成し遂げる。
■東京ヴェルディ
ビスマルク(MF)
●国籍または代表:元ブラジル代表
●在籍:93~96年
●通算成績:J1/283試合・69得点(V川崎:137試合・36得点)
90年のイタリア・ワールドカップに出場したブラジル代表MFとして、93年途中にヴェルディ川崎(当時)の一員となる。Jリーグ参戦のインパクトはさほど大きくなかったものの、のちのJリーガーの見本となるようなプレーヤーだった。
基本技術がずば抜けて高く、イージーミスはほとんどない。ボールを押し出すようなインサイドキックを活用し、カズこと三浦知良や武田修宏らのFW陣に多くの決定機を提供した。ゴールセンスを併せ持ったMFでもあり、94年はリーグ戦で14ゴール、95年は11ゴールをマークしている。
また、93年と94年のナビスコカップでは、2年連続で得点王とMVPに輝く。敬虔なクリスチャンとして知られ、勝利や得点後に眉間をつまみながら片膝をついて祈りを捧げた。
4/30(火) 12:03 サッカーダイジェスト
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190430-00010005-sdigestw-socc

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少ないプレー機会のなかでも、違いを生み出せるのが、久保建英のすごさ


気づけば、彼の姿ばかりを目で追っていた。フィジカリティばかりが強調され、チームは創造性に欠けたサッカーを展開していたこともあっただろうが、異次元のクリエイティビティを備えた背番号15は、ピッチでひときわ輝きを放っていた。
FC東京のライジングスター、久保建英がいよいよ、本格開花の時を迎えている。
松本戦でも全ゴールに絡む活躍を見せた久保建英
4月28日、松本山雅FCをホームに迎えた一戦。立ち上がりの久保は、やや窮屈そうにプレーしているように見えた。
人数をかけて対応する松本を前に、なかなかスペースを見出せない。せっかくフリーになっても味方からパスが出てこず、天を仰ぐ姿も何度か見られた。FC東京の攻撃が左に偏っていたこともあり、右サイドの久保はなかなかボールに触れられず、フラストレーションを抱えているようだった。
しかし、少ないプレー機会のなかでも、違いを生み出せるのが、この男のすごさだろう。
ボールを受ければ確実に局面を打開し、新たな展開を生み出していく。タッチライン際に追い込まれても、お構いなしにボールを運んでいく。やや苛立っているように見えながら、プレーは冷静そのもので、複数で対応する松本の守備網をあっさりと打ち破っていった。
もっとも、久保を中心に多くの時間帯でボールを支配したFC東京だったが、松本の人海戦術を崩しきるには至らなかった。本来、このチームは永井謙佑とディエゴ・オリヴェイラの2トップのスピードを生かす攻撃に最大の強みを持つ。しかし、スペースがなければ、その威力を発揮できない。松本にうまく対応され、FC東京は完全に手詰まりな状態に陥っていたのだ。
そんな停滞感を打破したのは、やはり久保だった。前半終了間際の44分、中盤でこぼれ球を拾うと、鋭いドリブルでボールを持ち出し、永井に絶妙なスルーパスを供給。これを永井が落ち着いて決めて、均衡を打ち破った。
それまでほとんどスペースを与えなかった松本だったが、この場面では切り替えのタイミングを突かれ、一瞬の隙が生じていた。そこを狙って久保のゴールまでつながった渡辺剛の対応も称えられるべきだが、「どこにボールがこぼれてくるか準備していた」という久保の予測力もまた、このゴールが生まれた要因だろう。
「先制されると、我々としてもバランスを崩していかないといけない部分もある。そうなると余計にFC東京の強みが出るかなと思っていたが、そういう展開になってしまった」
松本の反町康治監督が敗因として挙げたように、この先制点こそが、試合の趨勢(すうせい)を決する重要なターニングポイントとなった。
敵将の言葉にあるように、先制点を手にした後半のFC東京は、本来のスピードを生かした戦いを演じられるようになった。そのなかで久保のプレー機会も増加し、まさにワンマンショーと呼べるような華麗なプレーを連発した。
60分に右サイドからペナルティエリアにカットインしてファーを狙ったシュートは惜しくもポストに阻まれるも、63分には絶妙なパスでディエゴ・オリヴェイラの決定機を創出。さらに76分には味方のシュートのこぼれ球を拾ってエリア内に侵入。相手DFに倒されて、PK奪取に成功した。
「蹴りたかった」というPKはディエゴ・オリヴェイラに譲り、この日もゴールは生まれなかったが、全ゴールに絡む活躍で、2-0の立役者となった。
結果につながるプレーもさることながら、久保のプレーは見ているだけで面白い。
足裏を使ったドリブルで敵を引きつけ、そのままアウトサイドで狭いスペースにパスを通したり、頭上を越すドリブルで相手を翻弄したり。その妙技の数々は、アスリートとしての能力が重宝される現代サッカーにおいて、明らかに異質であり、だからこそ一見の価値がある。
もちろん、久保はそうした技術をひけらかすだけでなく、チームの歯車として献身的なプレーもいとわない。ピッチを横断しながらプレスを続けたシーンには、スタンドから大きな拍手が送られている。
その圧巻のパフォーマンスに、敵・味方かかわらず、称賛の言葉が送られた。
「建英にはなんとか1点獲ってほしいと思いました。それくらい今日はキレがあり、攻撃の起点になっていた」と、長谷川健太監督は手放しで称賛し、敗れた反町監督も、「相手を見て判断をぎりぎりで変えられるところとか、少し日本人離れしたところがある。質の違いを見せつけられた」と、脱帽するしかなかった。
2019年4月30日 8時17分
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/16393437/

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