現地時間9月15日に行なわれたベルギー・リーグ第7節、アントワープは名門アンデルレヒトとアウェーで対戦し、2-1で勝利した。
この試合で勝利の立役者となったのが、今夏にアントワープへ加入した三好康児だ。8月20日に川崎フロンターレ(直前まではレンタル先の横浜F・マリノスでプレー)から、1年間の期限付き移籍が決まった日本代表MFは、「レッズ(アントワープの愛称)で輝かしい経歴を積むだろう」とその能力を高く評価されていた。その期待にいきなり応えてみせたのだ。
ベンチスタートとなった三好に出番が巡ってきたのは、1-1で迎えた82分。78分にアンデルレヒトが退場者を出し、アントワープが数的有利となっていた。そして、ピッチに入ってわずか5分後に、左足で鮮やかなシュートを叩き込む。これがチームに勝利をもたらす貴重な決勝ゴールとなった。
ベルギー全国紙『Het Laatste Nieuws』は、「コウジ・ミヨシのクレイジーな夏はまだ続く」と綴り、「アンデルレヒトに敗北を突き付けたのは、ミヨシだった。人々の記憶に残る、コパ・アメリカのウルグアイ戦で決めた2ゴール。その“代名詞”を武器にアントワープに加入した男は、挨拶がわりのデビューゴールを決め、その場にいたすべての人たちを驚かせた」と報じた。
さらに地元紙『Lalibre.be』は「三好が出場して5分後にアンデルレヒトをノックアウト」と伝え、アントワープ現地紙『Gazet van Antwerpen』も「実力を知っていれば何の驚きもない。みんなが認めるだろう。彼がベストプレーヤー、マン・オブ・ザ・マッチ、ミヨシがすべてだ」と手放しで称賛した。
また、現地サッカー専門メディア『VOETBALKRANT』でアンデルレヒト番を務めるジョアン・ウォルカース記者も、担当チームの戦いぶりを嘆きながら、三好の活躍を称賛した。
「パープル&ホワイトの若者たちはよく戦っていたが、前半は中央から一度も突破できず、アントワープの“エラー”を待つしかなかった。そんな状況で、ミヨシは予想外のヒーローだった。決して(身長の)大きくないヒーローは、アンデルレヒトのゴール前の取りこぼしを逃さず、GKの頭上をすり抜けるゴールを決めてみせたのだ」
ベルギーきっての名門を相手に鮮烈なデビューを飾った三好。地元サポーターも「いい選手を獲得していたことがやっと分かった!」、「バンザイ!俺は日本語が大好きだ」、「ミヨシは救世主だ」と熱狂している。
次節、アントワープは現地時間9月21日にクラブ・ブルージュと対戦する。再び強豪と相まみえる一戦で、三好は輝くことができるか。現地サポーターの期待も高まっている。
9/16(月) 6:40配信サッカーダイジェスト
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