放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、テレ朝の竹内由恵アナに注目。
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先日、テレビ朝日入社8年目の竹内由恵アナウンサーと食事をする機会に恵まれた。
現在、竹内アナは同局夕方の帯ニュース『スーパーJチャンネル』でメインキャスターの渡辺宜嗣氏の横に座っている。
竹内アナと言えば、あの「ミス慶応」としても有名で、入社した年の秋から『ミュージックステーション』の8代目サブ司会者に抜擢され、2013年まで5年間務めたことでも知られている。
ナインティナインの矢部浩之がメインを務める『やべっちFC~日本サッカー応援宣言~』にもリポーターやアシスタントとして8年も出演していることから、芸人からの人気が高い女子アナとしても有名だ。
同局で正月のスポーツ特番をレギュラーで担当しているとんねるずの石橋貴明が、彼女のことを「ヤングたけうち」、先輩の武内絵美アナのことを「オールドたけうち」と呼んでからは、名前がさらに定着したものだ。
その「オールドたけうち」こと武内絵美アナは現在、国会内や党本部などでの直撃インタビューに定評がある。「何といっても、美貌で群を抜いている。武内から呼び止められ、マイクを向けられたら、どんなスキャンダルを抱えている政治家でさえ、一瞬は立ち止まる」とは某ジャーナリストの弁だ。
スポーツにも精通し、アスリートのインタビューや朝日新聞でのコラムも評判だった「オールドたけうち」と同じ道を歩みつつあるのが「ヤングたけうち」こと竹内由恵アナなのである。
実はもう一つ共通点が。いや、“オールド&ヤング”の二人のみならず、下平さやかアナ、堂真理子アナ含め、「『ミュージックステーション』でタモリさんの傍らにいた歴代の女子アナが、みんな報道に来て、活躍している」と、局内で話題だ。
一見すると、タモリの脇で、アーティスト名や曲紹介をするだけのように見える“Mステ”のサブ司会者だが、「あれだけのアーティストに囲まれ、時間にシビアな生放送をタモリさんと共に仕切り、スペシャルでは幕張メッセのような大きな会場を飛び回らなければならないMステは、勉強になることがいっぱい」と、番組スタッフは言う。
実際、歴代のサブ司会者はみな、同番組内で爪跡を遺しているのである。
下平アナや武内アナはアーティストとロマンスのウワサがあったし、アーティストから「堂ちゃん」「どうまり」と呼ばれ、愛されていた堂アナが結婚したときには、SMAPの木村拓哉や宇多田ヒカルが祝福メッセージを送ったものである。
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そんなMステで先輩アナらと同様に鍛えられた竹内由恵アナは、「下平や武内とは異なり、どちらかと言えば堂タイプ」だという。つまり、パッと見は、ふんわりしているのだが、いざ仕切らせてみると堂々としていて、すごい度胸の持ち主ということだ。
その竹内アナ、「まさか『スーパーJチャンネル』を担当させていただくことになるとは…、私がいちばん驚いた」と話す。
キュートなルックスで、スーツよりは、ブラウスやニットセーターが似合うタイプ。表情も、眉間にシワを寄せ、常に戦闘態勢で臨んでいるような古いタイプの女性ニュースキャスターとは異なり、穏やかな表情をしていることが多い。
また、同時間帯のニュースで活躍する日本テレビの鈴江奈々アナや中島芽生アナ、TBSの山内あゆアナ、フジテレビの生野陽子アナ、椿原慶子アナとも異なるタイプで、見た目だけで言うなら、報道番組にはもっともハマっていないように見える。
しかし、読みはキッチリしているし、段取りを間違えたり、とっちらかったりしているところも見たことがない。何より、渡辺宜嗣キャスターや、コメンテーターの大谷昭宏氏、萩谷順氏ら、オジサマたちのテンションが穏やかにキープされているのは竹内由恵アナのキャラによるものだとスタッフが分析していた。
かと言って、いわゆる“ジジ転がし”タイプではないし、そのテの女子アナにありがちなフェロモンが溢れ出ているタイプでもないのである。
番組の後半、とてもありがたく思える瞬間がある。それは、竹内アナが“Mステ”の先輩、堂真理子アナとツーショットの立ちでフラッシュニュースを担当する時間帯だ。
続きます
2016.12.25 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20161225_479130.html?PAGE=1

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