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「日本人選手は相手をリスペクトしすぎ!欧州サッカーにおいて、それはは“弱点”になる」byリトバルスキー

日独で活躍したリトバルスキー氏が考察「日本人の美徳が欧州では不利に働く」
ワールドカップ(W杯)イヤーを迎えた2018年。1月のサッカー界の移籍市場は活発だった。
日本人ではG大阪からMF井手口陽介がイングランド2部リーズに移籍。今季はレンタルでスペイン2部クルトゥラル・レオネサでプレーしている。
イタリア1部インテルで7年間、プレーしたDF長友佑都はトルコの名門ガラタサライに移籍したが、欧州で長い間、キャリアを築き続ける選手は数少ない。
日本人が海外を舞台に成功するためには何が必要なのだろうか。
ドイツ1部ヴォルフスブルクでスカウト部長を務める元西ドイツ代表FWピエール・リトバルスキー氏は、JリーグのJEFユナイテッド市原(現J2千葉)で活躍し、横浜FCなどで監督経験を持つ。日本人の夫人を持つ知日家としても有名だ。W杯優勝経験を持つリトバルスキー氏に、日本人が海外で成功するために必要なことを聞いた。
「日本人に限ったことではありませんが、外国で成功するには、まず第一にはその国とサッカーの文化に適応することです。なぜなら、日本と全く異なる国民性を受け入れ、理解しなければいけない。移籍前からその国やリーグの情報をできるだけ集めるという事前準備が大事になる。日本で学んできたもの、美徳、作法のいくつかを忘れるということも大事なことになると思います」
こう語ったリトバルスキー氏。移籍先の文化、サッカーの伝統、スタイルを理解する重要さだけでなく、日本人として培ってきた美徳を欧州では捨てなければいけないこともあるという。
「日本人は相手をリスペクトします。それは間違いなく美徳ですし、私がこの国を愛するところでもあります。しかし、それは不運なことですが、欧州でキャリアを築くという面においては不利に働くことが多い」
「シャークプール」を泳ぐ覚悟「うかうかしていれば食べられてしまう」
ブンデスリーガとJリーグの両方を経験したレジェンドは、こう言い切った。対戦相手、チームメートを尊重する「日本人らしさ」は、欧州においては“弱点”になる場合もあるというのだ。
「プロサッカー選手としてヨーロッパで生きていくことは日本よりも、よりダイレクトな作業です。自分を証明するために、自分のプレーを見せるためには、精神的にも肉体的にも衝突が多くなる。日本から初めて移籍した場合、対処が難しいこともあります。何よりも日本のようなリスペクトに溢れている環境を出発点にすると、ね」
日本の美徳を大事にしすぎると、生き馬の目を抜く欧州サッカー界では生き抜くことが難しいという。
「他者に敬意を払うことは一般的に素晴らしいこと。だけど、それは不運なことでもあります。サッカーのビジネスを、我々は『シャークプール』と呼んでいます。獰猛なサメがウヨウヨとしている空間で泳ぐわけだから、うかうかしていれば食べられてしまう。大怪我もするでしょう。しかし、シャークプールに入ってしまったからには、どうにかしてサメよりも速く泳がなければいけない。簡単なことではない。サメだけでなく、減速させようとして足を引っ張りに来る人間がチームにいないとも限りません」
日本の慣れ親しんだ環境から一歩、欧州に出てしまえば、血に飢えたサメがひしめきあうような過酷な生存競争にさらされることになる。相手をリスペクトしすぎれば、食われてしまう。
日本人として貫いてきた美徳を捨てることが欧州でキャリアを築く第一歩になるのかもしれない。
⬛?ピエール・リトバルスキー
ブンデスリーガ強豪ヴォルフスブルクのスカウト部長。現役時代は天才ドリブラーとして活躍。西ドイツ代表メンバーとして1990年ワールドカップイタリア大会優勝、82年スペイン大会、86年メキシコ大会ではそれぞれ準優勝に貢献している。ブンデスリーガ1FCケルンで活躍後、1993年からJリーグJEFユナイテッド市原(現J2ジェフ千葉)で、96年からブランメル仙台(現ベガルタ仙台)でそれぞれ2シーズンプレーした。監督として横浜FC、アビスパ福岡、シドニーFCで指揮を執った。ドイツ語の他、英語、フランス語、日本語も堪能なマルチリンガル。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180201-00016621-theanswer-socc

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「イニエスタはオーストラリアへ!」byオーストラリアメディア

バルセロナに所属する33歳のスペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、日本ではなくオーストラリア1部に移籍するかもしれない。
8日にオーストラリアメディア『ニュース.com』が報じている。
今季限りでバルセロナを退団することが決定したイニエスタは、以前から中国スーパーリーグの重慶力帆に移籍する可能性が報じられていた。
しかし、重慶力帆が同選手の獲得を否定し、その可能性が消滅している。
次に浮上したのがJ1リーグのヴィッセル神戸に移籍する可能性。
神戸のメインスポンサーでもある楽天がバルセロナのスポンサーも務めていることから、
楽天の三木谷浩史社長がその関係性を活用して、イニエスタ獲得に向けた交渉に臨んでいるとの情報だった。
だが、ここにきてオーストラリアに行く可能性も浮上した。
同メディアによると、イニエスタはオーストラリアの生活環境を気に入っており、「優先的な行き先」として、移籍先候補の最上位に位置しているという。
過去にアレッサンドロ・デル・ピエロ(シドニーFCでプレー)など欧州で活躍した選手が、オーストラリアでプレーしたことも好意的に捉えているようだ。
フットボールチャンネル

イニエスタの移籍先、日本ではなく豪州?「優先的な行き先」と報じるメディアも


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ここが変わってるね、日本人サッカー!「"移籍セレモニー"はびっくり!」「日本の育成は少し教えすぎ」


人気コラム「英国人の視点」などを執筆するショーン・キャロル氏。過去5年間にわたり発表してきたコラムやレポートを厳選してまとめた1冊『英国人から見た日本サッカー “摩訶不思議”ニッポンの蹴球文化』が好評発売中。そこで、著者であるショーン氏に改めて“日本サッカーのあれこれ”についてインタビューを敢行。その第1回となるテーマは、「ここが変わってるね、日本人サッカー論」。(文:三谷悠)
●好きなのはチーム? 選手?
――ショーンさんの著書『英国人から見た日本サッカー “摩訶不思議”ニッポンの蹴球文化』でもいくつか指摘されていますが、サッカーの母国イングランド人の目から見ると、少し“奇妙”なサッカー文化が日本にはあるようです。
「イングランドには特定の選手のファンという人はあまりいません。たとえば、デイビッド・ベッカムが他のチームのサポーターから攻撃されたら、マンチェスター・ユナイテッドのファンは彼を守るけど、彼個人のファンという人はほとんどいない。もちろんカッコいいから好きっていう人や、その選手の性格やキャラクターが好きでファンになる人もいるけど、全体的には相当少ない。
この本の中で、セレッソ大阪の柿谷曜一朗がFCバーゼルに移籍したときの退団セレモニー(2014年)を批判的に書きました。イングランドでは選手に対して感謝の気持ちはあっても、ここまでエモーショナルなイベントは行いません。そこは変だと思ったし、本当にビックリしました。
プレミアリーグは世界で一番人気のあるリーグだから、たとえばニューカッスルからレアル・マドリーに移籍する選手がいたとすれば、どちらかと言うとファンは怒ります。もちろんレアル・マドリーのほうが格上だけど、ファンにとってはニューカッスルが一番大事なチームだし、「なぜ移籍するの?」という気持ちになる。
マンチェスター・ユナイテッドでもベッカムがレアル・マドリーに移籍した際、サポーターは『ありがとう。頑張ってね』で終わりです。もちろん優れた選手が引退するときには、感動的なセレモニーをすることもあります。ただシーズンが変わるときに選手が移籍するのはサッカーではよくあること。日本とイングランドで、そこは大きな違いですね」
11/9(金) 10:20配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181109-00010001-footballc-socc

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