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敗戦に落胆のハリル監督「心の底からガッカリ。真の日本代表の姿ではなかった」

ホームでUAE(アラブ首長国連邦)にまさかの逆転負けを喫した日本代表。ロシア行きの道程でいきなりつまづき、落胆の表情で記者会見に臨んだヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「心の底からガッカリしている。
我々の実力が示された。これを受け入れるしかない」と開口一番にコメント。
「期待していたとおりのプレーができなかった。相手のほうがリアリストだった」と受け入れがたい敗戦について触れた。
2カ月にわたって合宿を行い、入念な調整を続けたUAEに対して、日本は全選手が揃ったのが2日前。 指揮官は「ボールを早く動かすように要求していたが、望んだようなプレーが実行できなかった」と振り返った。
その要因としてピックアップしたのが、危惧されていたコンディションのばらつきだった。
狙いどおりのサッカーができなかった理由に「疲労も考えられる。何人かの選手は狙ったプレーをするだけのフィジカルコンディションになかった」と話し、自身の選手選考に関して「なぜこのような選手を選んでしまったのか、自分でも疑問を抱いている。
ただ、それ以外にいい選手がいなかった」とした。
求めていた守備ができなかった点も反省材料に挙げた。「守備面でも能力の限界を見せたかなと思う。
最後の30メートル(ディフェンシブサード)でFKを与えてはいけない」と伝えながら相手を倒して直接FKから同点弾を許した。
PKを与えたシーンに関しては数的有利な状況で相手選手を囲い込みながら突破を許し、足を伸ばしたところで引っ掛けてしまった。
「PKの2失点目はは3対1の状況でボールを奪いに行きながらボールを奪えなかった。
それが実力です」としたハリルホジッチ監督は「守備面でも能力の限界を見せたかなと思っている」と厳しい口調で語った。
巻き返しのためには6日に行われるタイとのアウェーゲームで勝ち点3の獲得が必要不可欠となる。
いきなり迎える正念場に向けてハリルホジッチ監督は「今夜の日本代表は真の姿ではない。
コンディションを考えて、試合前から最高の試合ができないことは予想していた。
だが、我々はこれまで何度も素晴らしい試合をしてきた。少なくとも次の試合までに疲労を回復させて、フィジカル的にいい状態にしたい。
今夜は厳しい結果になってしまったが、ポジティブな面も見られた。
次の試合ではもっとプレースピードを上げてくれることを期待している。
タイ戦ではより強い気持ちを持って、勝利を探しに行く。希望は失っていない。良い試合ができると信じている」と前を向いた。
https://news.nifty.com/article/sports/soccer/12192-487819/
2016年09月02日 00時45分 サッカーキング

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タイ戦で貴重な勝利も課題山積!10月の2戦はコンディション重視を求む

▽「非常に重要な勝利だった」というヴァイッド・ハリルホジッチ監督コメントからも分かるとおり、
ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の初戦で敗れていた日本代表にとっては、結果が最重要だった。
▽UAE戦からFW岡崎慎司、MF大島僚太、MF清武弘嗣を下げ、FW浅野拓磨、MF山口蛍、FW原口元気を起用。
ハリルホジッチ監督は「何人かの選手は疲労を抱えていた」とコンディション面を理由にしながらも、
「経験のある選手と若い選手を少し競争させたい気持ちがある」と、今後を見据えての起用であることを明かした。
▽起用された3選手は、それぞれが持ち味を発揮。原口は貴重な先制ゴールを決め、浅野は持ち味を出して追加戦、
山口は中盤の刈り取り役を務め、守備面に安定感をもたらせた。「良いプレーをしてくれた」(ハリルホジッチ監督)と試合後に語ったように、勝利が必要な試合でしっかりと結果を残してくれた。
▽また、初戦で大きな問題を抱えていた両サイドバックも、しっかりと修正できていたように思う。
左サイドバックを努めたDF酒井高徳は、原口との連携もあり、UAE戦に比べて高い位置を取ることができていた。
原口がサイドを空ければスペースに上がり、原口がサイドに張っているときは下がって守備に備えた。
攻守両面で課題はまだあるものの、固さも見られたUAE戦からは改善した様に思う。
▽一方で、右サイドバックのDF酒井宏樹も改善は見られた。同サイドのFW本田圭佑との関係も改善され、深くまでオーバーラップするシーンが格段に増えた。原口の先制点も酒井宏樹からのクロスから生まれており、 UAE戦で単調に終わっていた攻撃を活性させた。バランスの取り方に課題は多いものの、一定の評価はできるだろう。
▽新しい選手が結果を残し、初戦で課題を抱えた両サイドバックも改善の兆しを見せたが、気になるポイントも残った。それは、MF長谷部誠とMF香川真司のパフォーマンスだ。
▽UAE戦で史上6人目の日本代表100試合出場を達成した長谷部だが、失点に繋がるボールロストをするなど低調なパフォーマンスに終わった。迎えたタイ戦でも、不用意なボールロストやパスミスが見られた。ピッチが緩いというコンディション面の問題もあったが、経験が豊富であり、キャプテンを務める長谷部の低調なパフォーマンスは気がかりだ。シーズン開幕間もないということもあるだろうが、10月の2試合では安定感のある長谷部を見せて欲しい。
▽そして、香川も気になるところがある。UAE戦は競り合いのこぼれ球をミートできずに無得点。タイ戦はGKとの一対一を迎えるも、シュートコースが甘くGKに防がれた。2戦続けて決定機を生かせなかった香川は、コンディション不良もある中で先発起用された。
ハリルホジッチ監督が中心に据えたいことは明確で、香川にもその自覚はあるはず。
かねてからドルトムントと日本代表でのパフォーマンス差を指摘されがちだが、ここを乗り越える必要はあるだろう。
▽「簡単な試合はない」という最終予選において、明暗を分けるのはディテールの部分になる。
UAE戦、タイ戦でも浮き彫りとなった、決められるチャンスを作れても決めるのか、決めないのかで局面は大きく変わる。
しかし、最も重要なのは選手のコンディション面だろう。メンバーを固定して戦うのではなく、コンディションが整っている選手の起用が、10月の2試合では重要になるのではないだろうか。いみじくも、9月の2試合では経験値や能力の差よりも、コンディションの差が結果を分けたのだから。
選手たちにはクラブに戻ってコンディションを上げ、10月のイラク代表、オーストラリア代表との2試合で連勝できる準備をしてもらいたい。
《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》
2016.09.08 21:00 Thu
http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=251474

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磐田・名波監督が練習参加の高校生MFを“名波二世”と大絶賛!「昔の俺を見ているようだ」

日本サッカー史上に名を残す希代のレフティーが、練習参加の高校生MFを自らの現役時代と重ね合わせて大絶賛した。
9月13日、ジュビロ磐田の練習場にU-19日本代表MF針谷岳晃(昌平高)の姿があった。この時期、高校生や大学生が“就職活動”で練習参加するのは別に珍しくもないのだが、練習後に監督からここまで言われる選手は珍しいかもしれない。練習生の印象を聞かれた名波浩監督は「やっとその質問が来たか」とばかりにニヤリと笑って、「最高だね」と語り始めた。
「何のストレスもない。俺の高校時代を見ているようだった。まず、ムダがない。ボールの置きどころもいいし、(リスクのあるパスを)やめられるのもいい。ボールを失ったのは3回かな。でも、2回は縦パス。ミスで失ったのは1回だけだった。よく(サッカーを)知っている。トライアングルに入っていく判断などは(川辺)駿よりもいい」
レギュラークラスの選手を引き合いに出しながら、2泊3日の予定で練習にきたばかりの高校生に、相当な手応えを感じたことを明らかにした。「俺のようだ」という表現は、日本代表の司令塔だった名波監督にとって、同じセントラルミッドフィールダーの選手に対して贈る“最高級の賛辞”と言えるだろう。
針谷本人も「雰囲気がすごく入りやすかった」と、一歳年長のFW小川航基などにも親切にしてもらったようで、最初のボール回しの練習から徐々に溶け込んでいった。
プレーのフィーリングは磐田の哲学と合う部分も多いようで、名波監督については「足下で持つイメージが一緒かな」と相思相愛を思わせる。特に9対9(GK含めて10対10)の練習では「ゲーム形式のほうが自分を出せる。(マークを)外すところ、スルーパス、自分がいつもやっていることを出せた」と好感触の様子だった。名波監督が「ドリブルのコース取りもいい」と認めたように、いきなりプロに混じってしっかりと得意なプレーを出すのはなかなかできることではない。周囲が徐々に信頼してボールを預けるようになっていったのも印象的だった。
針谷は茨城県のFC古河ジュニアユース時代までは全国的に無名の選手。ポジションも左サイドバックで、当時を知る関係者はいずれも「目立つ存在ではなかった」と口をそろえる。当時、本格的に「欲しい」とオファーを出してきたのは昌平高だけだったそうで、進路の選択肢も少なかった。ただ、そういう選手が化けることがあるのが高校サッカーの醍醐味と言うべきだろう。進学後にボランチという天職を見付けて、才能を開花させていった。
磐田とは縁もある。U-19日本代表の内山篤監督が針谷の存在を意識するようになったのは、彼が2年生だった高円宮杯プリンスリーグ関東でU-19のエースストライカー小川を擁する桐光学園高相手に活躍していたからだった。「小川の様子を見に行ったら、何か相手の昌平高校にいいのがいるぞと気付いた」(内山監督)。そもそも内山監督自身が磐田の出身であり、名波監督を含めてフィーリングが合うのは必然なのかもしれない。
これまで針谷は川崎フロンターレ、セレッソ大阪、湘南ベルマーレに練習参加。「大学は考えていない」とキッパリと言い切り、プロ一本に道を絞っている。身長165センチと身体的に恵まれているわけではないため、「プロでやれるかどうか」の一点に関してスカウト陣の中でも評価の分かれる選手なのだが、サッカーの妙味が詰まったような好選手であることは誰もが認めるところ。元日本代表の天才司令塔が初日で早くも押してみせた太鼓判は、そのセンスを証明するものだった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160914-00492887-soccerk-socc
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